広島で理想の注文住宅、いくらで建つ?坪単価から諸費用まで相場を徹底解説
広島で夢のマイホーム、注文住宅を検討中の皆様へ。家づくりにかかる費用は、人生の中でもとくに大きな支出であり、「結局いくら必要なのか?」という疑問は尽きないでしょう。とくに「相場」や「坪単価」といった言葉はよく耳にするものの、その具体的な意味や、何が含まれているのかがわかりにくいと感じている方も多いはずです。広島県内で理想の住まいを実現するために、まずは費用の全体像を正確に把握することが不可欠です。
広島で注文住宅を検討されている方が気になる相場について、多くの方が疑問に思う「坪単価」の基本的な考え方を解説しています。また、二階建てと平屋の価格差、そして見落としがちな建築費以外の諸費用まで、紹介します。
坪単価だけでは見えない総費用の内訳を知ることで、資金計画を具体的に立て、後悔のない家づくりを進めるための第一歩を踏み出しましょう。
坪単価に含まれる項目

注文住宅の「坪単価」は、家づくりにかかる費用を把握するための重要な指標ですが、その計算方法や含まれる範囲は、住宅会社によって異なります。そのため、「坪単価〇〇万円」とだけ聞いても、それだけで総工費を正確に把握することは難しいのが実情です。
一般的に、坪単価に含まれることが多い費用項目は以下のとおりです。
本体工事費
建物そのものを建てるためにかかる費用です。これには、基礎工事、木工事(骨組み、壁、床、屋根など)、内外装工事(壁紙、フローリング、外壁材など)、断熱工事、建具・サッシ工事などが含まれます。設計図に基づいて建物を完成させるための主要な費用といえます。
一方で、坪単価に含まれない、あるいは別途費用となることが多い項目もあります。
付帯工事費
建物本体以外にかかる工事費用です。代表的なものとしては、屋外給排水工事、ガス工事、電気の引き込み工事、外構工事(庭、駐車場、フェンスなど)、解体工事(建て替えの場合)などが挙げられます。これらは、敷地の状況やお客様の要望によって内容が大きく異なるため、本体工事とは分けて計上されることが一般的です。
諸費用
建築工事そのもの以外にかかる費用です。設計料、建築確認申請費用、地盤調査・改良費用、登記費用、ローン手数料、火災保険料、不動産取得税、引っ越し費用などが含まれます。これらは、家づくりを進めるうえで避けてとおれない費用であり、総費用のかなりの割合を占めることもあります。
このように、坪単価はあくまで「本体工事費を延床面積で割った概算値」であることが多く、家づくりにかかる総費用を正確に知るためには、付帯工事費や諸費用も含めた全体の見積もりを確認する必要があります。
広島での具体的な費用や、平屋・二階建てについて詳しく知りたい方は、宮川工務店にご相談ください。
二階建てと平屋の価格差とその理由

注文住宅を建てる際、二階建てか平屋かは建築費用に大きく影響します。一般的に、同じ延床面積の場合、平屋のほうが二階建てよりも坪単価が高くなる傾向があります。しかし、総建築費で比較すると、必ずしも平屋が高くなるとは限りません。
平屋の坪単価が高くなる主な理由
基礎と屋根の面積増加
同じ延床面積でも、平屋は建築面積が広くなるため、基礎工事と屋根工事の面積が増えます。これらの工事費は比較的高額なため、坪単価を押し上げます。
構造材や設備効率
二階建ては上下階で構造や設備配管を効率化しやすいですが、平屋はそうではない場合があります。
広い土地が必要
平屋は建築面積が広いため、より広い土地が必要となり、土地費用にも影響することがあります。
二階建ての坪単価が低くなる傾向がある理由
二階建ては、同じ延床面積でも建築面積が小さく済むため、基礎や屋根の面積が少なく、構造材や設備配管も効率的に配置しやすい傾向があるからです。
総建築費で比較する際の注意点
坪単価は本体工事費の一部を延床面積で割った概算です。総建築費は、坪単価だけでなく以下の要因に大きく左右されます。
間取りや屋根形状
複雑な間取りや特殊な屋根はコスト増につながります。
外壁材や設備のグレード
使用する建材や設備の仕様によって費用は大きく変動します。
付帯工事や諸費用
解体、地盤改良、外構工事、申請費用などは別途かかります。とくに平屋は外構費用がかさむ場合があります。
坪単価だけではなく、間取り、仕様、付帯工事などを含めた総建築費で確認することが重要です。業者から詳細な見積もりを取り、ご家族の希望と予算に合った最適な選択をすることが大切です。
建築費以外にかかる費用の内訳と相場
注文住宅を建てる際には、建物の本体工事費や付帯工事費以外にも、さまざまな費用が発生します。これらは一般的に「諸費用」と呼ばれ、総建築費の1割から2割程度を占めることが一般的です。これらの諸費用を事前に把握しておくことは、全体の資金計画を立てるうえで非常に重要です。
ここでは、建築費以外にかかる主な費用とその内訳、おおよその相場について解説します。
設計料
建築家や設計事務所に設計を依頼する場合にかかる費用です。住宅会社によっては本体工事費に含まれる場合もあります。総工費の5~10%程度が目安です。設計の複雑さや依頼先によって変動します。
申請・手続き関連費用
各種申請・検査費用
建築確認申請費用、中間検査費用、完了検査費用など、法律に基づき建物の安全性や適法性を確認するための費用です。20万円~50万円程度で、建物の規模や自治体によって異なります。
登記費用
建物の表示登記、所有権保存登記、住宅ローン利用時の抵当権設定登記などにかかる費用です。司法書士に依頼することが一般的です。数十万円程度で、建物の評価額や借入額によって変動します。
税金
不動産取得税(土地・建物)、登録免許税(登記時)、印紙税(契約書)などです。引き渡し後は毎年固定資産税もかかります。数十万円程度で、不動産取得税には軽減措置がある場合があります。
地盤調査・改良費用(購入費用除く)
建築予定地の地盤を調査し、必要に応じて改良する費用です。地盤調査はほぼ必須です。調査は5万円~10万円程度。改良が必要な場合は数十万円~数百万円、時には100万円を超えることもあり、費用が大きく変動します。
住宅ローン関連費用
事務手数料、保証料、団体信用生命保険料、印紙税など、ローンを借りる際に金融機関に支払う費用です。借入額の1~3%程度で、利用する金融機関やローンの種類によって異なります。
火災保険・地震保険料
火災や自然災害に備える保険料です。住宅ローン利用時は加入が必須となるケースがほとんどです。長期一括払いが割安になる傾向があります。数十万円程度(10年~30年分)で、建物の構造、所在地、補償内容、保険期間によって変動します。
引っ越し・その他費用
現在の住まいから新居への引っ越しにかかる費用です。数万円~数十万円程度で、荷物の量や移動距離、時期によって変動します。
その他費用
家具・家電購入費用、カーテン・照明器具購入費用、仮住まい費用(建て替えの場合)、近隣への挨拶品代などです。状況に応じて大きく変動します。これらは新生活を始めるうえで必要となる場合があります。
これらの諸費用は、建築本体の費用とは別に発生し、総予算に影響を与えます。業者から見積もりを取る際には、これらの諸費用がどこまで含まれているのか、別途かかる費用は何かをしっかり確認することが大切です。また、予期せぬ出費に備え、予備費を設けておくこともおすすめします。
【広島・安佐南区】注文住宅・新築・リフォームに関するコラム
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会社名 | 有限会社 宮川工務店 |
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営業種目 | 住宅の新築工事・増改築工事・リフォーム工事の設計・施工・監理 |
施工エリア | 広島市安佐南区 |
建設業許可 | 建築工事業 |
建設業許可番号 | 広島県知事許可(般-29)第24206号 |
建築士事務所登録 | 一級建築士事務所 |
登録番号 | 広島県知事15(1)第3426号 |